むち打ち損傷 頸椎捻挫型


むち打ちによる損傷の中でも最も多いのがこの頸椎捻挫型です。

頸部の筋の過伸張または部分的に断裂している状態で、首の周囲に痛みや違和感を感じます。


頸椎捻挫型の症状


主な症状は運動痛(関節を動かすときなどに発生する)です。

頸部筋・項部筋・肩甲部筋(首から肩の辺り)などの圧痛(圧迫したときに感じる痛み)や

頸椎運動制限なども、代表的な症状です。

また、頭痛、めまい、吐き気などの神経症状が認められることは少なく、

認められた場合であっても一過性のものであることが多いようです。


事故後1週間以内に発症する事が多く、多くの場合は3ヶ月以内に回復します。



むち打ち損傷の分類


むち打ち損傷の分類です。

様々な分類方法がありますが、「土屋の分類」と言われる代表的な分類を紹介します。


 ・頸椎捻挫型(けいついねんざがた)

 ・根症状型

 ・バレー・リュー症状型

 ・根症状+バレー・リュー症状型

 ・脊髄症状型(せきずいしょうじょうがた)



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